ソーシャルデバイス基盤研究部

ユーザエクスペリエンスに変革をもたらし、社会変化を捉えて社会的課題を克服する
ソーシャルデバイス技術の研究をミッションとして、研究開発に取り組んでいます。

研究内容

生活の安心・安全に資する技術(ヘルスケアなど)ならびにサステナブル技術(インフラ・環境)を主な研究領域として、人、インフラの状態をデジタル化し、悪化・劣化などの予防へと導く高度なセンシング技術や、環境に優しい材料による様々なデバイス技術を実現することで、社会的課題の克服やサステナブルな社会への貢献をめざします。

バイタル情報処理研究グループ

バイタル情報センサとIoTの融合により、いつでも、どこでも、誰もが健康維持や生活改善につながるソリューションを享受できる「スマートヘルスケア」の実現を目指し、医療健康に関わる社会的課題の解決をもたらす新たなセンシング技術の必要性を予測しながら、世界に先駆けた研究開発に取り組んでいます。

インフラ見える化基盤技術研究グループ

通信インフラをはじめとするインフラ設備を対象に、設備の安全性を維持しつつ、経済性を向上させるメンテナンスの効率化を目的とし、材料の劣化現象の正しい理解と分析技術の追求による劣化の予測技術、および、センシング技術の先鋭化、機械学習の活用による設備、構造の検知技術により、これまで目視等では点検できなかったインフラの状態を「見える化」する研究開発に取り組んでいます。

グリーンマテリアル研究グループ

地球環境問題の抜本的な解決に資するグリーン材料およびデバイス技術の創出を目指し、材料合成(触媒)技術をコアコンピタンスとして、ディスポーザルデバイスを指向した「ツチニカエルでんち®技術」、電池の新たな価値創出の一つとして、存在を意識させることなく周囲に馴染む光透過性と柔軟性を持たせた「透ける電池技術」、異種材料(半導体と触媒)の融合による新たな創エネ技術として「人工光合成技術」の研究開発に取り組んでいます。