
広域イーサネットの保守運用性と信頼性を向上!
NGN時代に向けた次世代イーサネット技術
NGN時代の広域イーサネットでは、エンド・ツー・エンドでの高い保守運用性と信頼性が求められています。これを実現する次世代イーサネット技術を開発しましたので、その代表的なものを紹介します。
背景
STM(synchronous transfer mode)、ATM(asynchronous transfer mode)、フレームリレーなどを用いた従来の専用線サービスに比べ、広域イーサネットサービスでは、高速な回線品目を安価に提供できることができます。一方、このメリットに加えて、従来の専用線サービスと同等レベルの保守運用性と信頼性を実現することが、保守者やお客様から求められています。
概要
上記の要望に応えるだめに、次世代イーサネット技術として、3つの機能を開発しました。
イーサネットOAM技術は保守運用性の向上を目的にしています。ERP技術とアクセス冗長技術は、中継網とアクセス網における信頼性を、各々、向上させる技術です(図1)。

イーサネットOAM技術は保守運用性の向上を目的にしています。ERP技術とアクセス冗長技術は、中継網とアクセス網における信頼性を、各々、向上させる技術です(図1)。

図1 3つの次世代イーサネット技術
今後の予定
今後も、広域イーサネットサービスの更なる発展と普及に向けて、次世代イーサネット技術の研究・開発に取組んでいきます。
担当者
第四推進プロジェクト 開発推進DP
山下 剛史(主幹研究員)、大倉 一浩(主任研究員)、丸吉 政博、成川 聖
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