NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

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エースモールVL工法の適用口径をφ450mmまで拡大!

二工程拡径方式による口径適用拡大技術の開発

これまで口径φ250mmに限定されていたエースモールVL工法の適用を、φ350,400,450mmに拡大する二工程拡径技術を開発しましたので紹介します。

背景

エースモールVL工法は硬土質地盤を無排土圧入推進するため、地表面の隆起や周辺地盤への影響等を考慮して適用口径をφ250mmに限定していましたが、二工程拡径技術と地盤変状評価手法を開発し、口径適用領域を拡大しました。
概要

エースモールVL工法は二工程方式により中口径管路を埋設する技術です。まず一工程目に先端装置の後続管として推進専用の仮管(一次推進管)を推し込み、先端装置が反対側立坑に到達後一次推進管と埋設管(中口径管路)とを入れ替えます。二工程目の埋設管への入替時に、拡径装置を用いて所要の中口径管径に拡大し、中口径管路を埋設します。

 

図1 開発技術の概要


図1 開発技術の概要

 

今後の予定
エースモールVL工法口径適用拡大技術は平成16年度に事業導入予定です。電気通信分野だけでなく、下水道等のライフライン整備事業への適用に向けグループ事業での展開が予定されています。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
シビルシステムプロジェクト エンジニアリングサービスグループ
山口茂(主幹研究員)、堤志信(研究主任)、高梨敏彦
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