
1.AURORAの概要
AURORAのシステム構成を図2に示します。またAURORAの試験機能を表1に示します。

図2 AURORAの概要
NTTビル内に設置されたOTMは、ISDN回線経由で接続された操作端末やHART(Handy Access & Record Terminal)からの遠隔試験指示と、AURORAサーバにある設備データに基づき試験を実行し、OTMに接続した複数のIDM-FSやOTM-FSと呼ばれるファイバセレクタを用いて、任意の光ファイバ心線を選択して試験を行います。
OTMからの試験光は光カプラを通して、光ファイバケーブルに挿入され、各種試験を可能とします。お客様宅の端末部分には、通信光を透過し試験光を遮断す るフィルタを挿入しているため、通信回線に影響を与えずに試験(インサービス試験)を行うことが可能です。保守用光ファイバケーブルの接続点には、浸水検 知モジュールが挿入され、光パルス試験により浸水の有無を検出します。
表1 AURORAの試験機能 | ||||||||||||||
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[ 光試験モジュール(OTM)の概要 ]
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