つくばフォーラム2025
世界を変える価値創造を 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦
世界を変える価値創造を 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦
ブロックチェーンを用いた無線アクセス共用技術について、2023年度展示ではノートPCを用いた実装でありましたが、市販のWi-Fi AP・スマホを用いた実装例について実機動作の動態展示を行います。また、L5G機器を用いた実装例についての静態展示も合わせて行います。
操作ログや操作手順書などの情報を組み合わせて、作業プロセスを自動生成する技術を展示します。本技術により、非定型業務を含む作業の自動化や改善提案、操作マニュアルの自動作成が可能になります。本展示では、システムやファイルを操作しながらデータ処理をするような非定型作業に対して作業プロセスを生成し、改善可能な操作を提案するデモを展示します。
インフラ・設備・作業支援のそれぞれの技術を統合し、所外作業の将来あるべき姿を説明します。
視覚的(感覚的)に理解が容易な、ホログラフィックハンドモデルを用いた支援技術を展示します。本技術により作業時間の短縮や作業安全性の向上への寄与が期待できます。作業シミュレーション、遠隔作業支援、遠隔研修などへの応用が検討されています。
通信で培った技術を用いて、大規模震災や激甚化する豪雨災害に対し水道・道路などのインフラ設備に対する被災を予測することでプロアクティブな対応を実現する技術について研究開発しております。
今回は、道路被災予測を中心に予測のイメージを視覚的にご紹介します。
近年、ドライブレコーダを用いたインフラ点検が普及し始めていますが、GPSの位置情報では誤差が大きく、データ整理に人手を要するという課題があります。本展示では、ドライブレコーダ画像の正確な設備位置を特定する技術について、デモを用いて紹介します。設備位置情報付き点検画像は、他事業者へもシェア可能であり、社会インフラ全体の点検稼働を削減します。
光ファイバ網を活用し、新たな社会インフラ監視ビジネス領域の獲得を目指す光ファイバ環境モニタリングについて、道路掘削工事検知等の普及への起点となるユースケースを紹介します。人手を介することなく自動でイベントを検知・発報するクラウド上のシステムを展示し、新たなユースケースへの展開をめざします。
近年、環境・エネルギーに関する社会的問題が浮き彫りになっています。本研究では、上記課題解決に向けた新しい社会インフラ(地域マイクログリッドによるエネルギー供給、エネルギー貯蓄等)に対して、通信設備の適用性を評価し、低コストな設備構築を実現します。
エネルギーの国内自給率向上につながる電源の一つとして、陸上および洋上の風力発電が注目されています。
本技術は風力発電風車の運転を停止することなく、ブレード損傷の有無やモーターなどの異常をドローンを活用して検知することをめざしています。本技術の確立により、風力発電の発電量増加と安全で効率的な保守運用が可能となります。
実証実験の様子がわかる映像やドローンを静態展示します。
ヒトによる作業の事故をなくすには、作業員の認知・判断で生じるミスの予防が必要ですが、認知状態をリアルタイム把握することは困難です。私たちは、眼球運動(視線・瞳孔)を用いたヒトの認知状態推定によって、この課題に取り組んでいます。本展示では、VR環境における危険体感研修シーンを対象として、市販のデバイスで計測可能な眼球運動情報を活用し、危険個所を認識できたどうかを評価できる効果的な研修システムを紹介します。