ネットワーク基盤技術研究プロジェクト

ネットワーク基盤技術研究プロジェクトでは、IOWNの実現に向けて、光トランスポート、ネットワークサービス、サービスプラットフォーム、の各レイヤにおけるさまざまなネットワーク基盤技術に取り組んでいます。

各レイヤにおけるネットワーク基盤技術

各レイヤにおけるネットワーク基盤技術

光トランスポート

2030年のIOWNを支えるAPN(All-Photonic Network) の実現に向けて、光の広帯域性・柔軟性を十分に活用し多地点間に光パスを波長単位で提供する光伝送システム構成技術、光パスを効率的に設計する技術、保守運用高度化する技術の確立を目指しています。加えて、APNの光パスの高度化(周波数の高精度化/低遅延化)により新ネットワークサービス実現やサービスメニュー多様化に向けた高付加価値化を実現する技術に取り組んでいます。

オール・フォトニクス・ネットワーク(APN)イメージ

オール・フォトニクス・ネットワーク(APN)イメージ

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ネットワークサービス

様々なネットワークサービスの実現に向けて、ネットワークインフラの信頼性・可用性向上、サービス要件に応じた転送機能の柔軟な構成・配備を実現する新たなコミュニケーションサービスを実現する基盤技術に取り組んでいます。

リアルタイムコミュニケーションのイメージ

リアルタイムコミュニケーションのイメージ

サービスプラットフォーム

固定網/移動網/衛星通信、MEC/クラウド、デバイスなど、さまざまなネットワーク・ICTリソースを連携/融合したサービスプラットフォームの実現に向けて、ミッションクリティカルなサービスを実現する協調型インフラ基盤の実現に取り組んでいます。自動運転バス等のモビリティサービスを中心に、デバイスの位置に基づくネットワーク品質予測を行い、予測に基づいて複数のネットワークをマルチパス通信として制御することにより移動するデバイスに対して低遅延・高信頼な通信を提供します。
また、ネットワークだけでなく、アプリケーションやデバイスとの連携、様々なコンポーネントをAIインテリジェント協調制御にて組み合わせることで、ユーザ要件、アプリケーション要件、エリア等に応じた最適なサービス提供を実現します。

協調型インフラ基盤の基本アーキテクチャ

協調型インフラ基盤の基本アーキテクチャ

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