[基礎数学セミナー] 「木星と無限次元リー群」開催のお知らせ

タイトル:木星と無限次元リー群
日時:2024/10/30
講演者:田内 大渡(青山学院大学 助教)
会場:ハイブリッド(オンライン / 武蔵野研究開発センタ)

木星の写真を観察すると、その表面には多数の縞模様が存在することが確認できる。これは木星上の大気が、東西方向に交互に流れていることが原因であると考えられている。このような大気の流れは帯状流と呼ばれるが、なぜ木星上では帯状流が多数存在している状態が安定となっているかについては、現在でも完全には解明されていない。この現象への数学的なアプローチの一つとして、無限次元リー群を用いる方法について講演する。