1. 技術のポイント
UI拡張高度化技術はWeb系システムを扱うオペレータの業務遂行において、様々な他システム、ファイル、外部アプリケーション、外部APIとの連携を「オペレータ自身が」設定し、実現することで、業務効率化、業務品質向上を可能することが特徴となります。
このような特徴を実現するために、UI拡張高度化技術では、大きく2点のポイントとなる機能を構成しています。
1. 連携基盤機能
連携先のシステム、アプリケーション、ファイルを特定せず、様々なバリエーションを許容する場合、連携先との処理遅延、インタフェース(IF)、流通データ形式に差分が生じ、システム側での開発が必要となります。そこでUI拡張高度化技術では、これらの差分を吸収し、統一的な処理を可能とするための連携基盤機能を構築することで、クライアントサイドでのシステム連携を実現しました。

図2 連携基盤機能
2. 連携設定機能
UI拡張技術では、エンドユーザ設定技術によって、オペレータ自身が状況に応じた拡張UIを設定できます。
UI拡張高度化技術では、連携基盤機能による連携先同士の差分を吸収・統一化が実現されたことで、連携設定の抽象化が可能になったため、UI拡張技術と同様に、連携先や入出力パラメータの設定もシンプルなビジュアルプログラミング(VP)で実現できます。

図3 連携設定機能
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