1. 技術のポイント1
ケーブル・支線・支柱の定量評価技術
3D点群データからケーブル、支線、支柱の3Dモデルを抽出する技術を、メディアインテリジェンス研究所と連携しながら開発しました。ケーブルモデルについては、被計測率(※1)60%以上のモデルについて再現率(※2)81.3%を達成しています。
さらに、抽出した3Dモデルから設備状態を定量的に評価する技術を開発しました。具体的には、ケーブルは地上高・弛度、支線は弛度・取付方向(※3)・取付角度、支柱はたわみ・取付方向(※3)・取付角度の定量評価が可能です。
※1 モデルの表面積(線長)における実際にレーザ計測された表面積(線長)の割合
※2 点群データから人手で作成した正解ケーブルに対する、アルゴリズムでモデル化できた正解ケーブルの割合
※3 北方向から時計回りを正とした場合の角度

図2 3Dモデル抽出と定量評価イメージ
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2. 技術のポイント2 |
