NTTアクセスサービスシステム研究所
ホーム  >  ANSL R&D Times  >  バックナンバー  >  第118号(2020_12)  >  1  >  1. 技術のポイント1
ANSL R&D Times

1. 技術のポイント1

ケーブル・支線・支柱の定量評価技術

 

3D点群データからケーブル、支線、支柱の3Dモデルを抽出する技術を、メディアインテリジェンス研究所と連携しながら開発しました。ケーブルモデルについては、被計測率(※1)60%以上のモデルについて再現率(※2)81.3%を達成しています。

さらに、抽出した3Dモデルから設備状態を定量的に評価する技術を開発しました。具体的には、ケーブルは地上高・弛度、支線は弛度・取付方向(※3)・取付角度、支柱はたわみ・取付方向(※3)・取付角度の定量評価が可能です。

 

※1 モデルの表面積(線長)における実際にレーザ計測された表面積(線長)の割合

※2 点群データから人手で作成した正解ケーブルに対する、アルゴリズムでモデル化できた正解ケーブルの割合

※3 北方向から時計回りを正とした場合の角度

 

 

 図2 3Dモデル抽出と定量評価イメージ

前
構造劣化判定システム(対象設備拡大)
カテゴリートップ
TOP
次
2. 技術のポイント2