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ANSL R&D Times

2. 技術のポイント2

電柱たわみの算出精度向上

 

電柱たわみを算出するにあたり、3D点群データから電柱モデルを抽出しています。抽出する電柱モデルは複数の円モデルから構成されますが、電柱付属物などによる影響でズレ(歪み)が発生する場合があります。歪みによりたわみが正確に測定できない場合があったため、局所的な歪みを検出し補正する技術を開発しました。

本開発により、測量等で用いられる計測機器(Total Station)で計測したたわみと±1cm以内の計測差分となる電柱(N=140)は、本開発前68%から本開発後85%まで向上し、たわみの算出精度向上を実現しました。

 

 

 

 

 

図3 電柱モデルの歪み補正技術

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