1. 主な技術ポイント ①遮蔽物を定量的に評価する技術
MMS(Mobile Mapping System)を利用して3D点群データを取得し、電柱等のインフラ点検を行う取組が進められています。このデータを活用し、フレネルゾーン内で遮蔽物が無線伝搬路を遮る割合を定量的に導出します。特に、MMSで取得した3D点群データでは、車両の走行速度や、車両と遮蔽物の距離に応じて点群密度が異なることから、点群密度に応じて適応的に評価尺度(ボクセルサイズ:体積を持つ3次元の格子の大きさ)を適応的に変更して評価することで、適切な遮蔽割合の導出を行っています。
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図3 遮蔽物を定量的に評価する技術
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2. 主な技術ポイント ②回線設計を考慮した判定技術 |
