
1.技術のポイント
本技術は、一般的なレーザーポインタを使用することにより、他の市中技術よりも簡便な構成、かつ安価な計測を実現しました。
タブレットに搭載されたレーザーポインタは互いに平行に発射されるため、正対撮影時の光点間の距離は一定となります。この原理を利用し、レーザポインタ間の距離(2R)と撮影画像内の2光点間の画素距離(G1+G2)を用いて、画素分解能を算出します。撮影画面上に写る劣化をなぞった軌跡の画素数に対し、画素分解能を乗じることによって、劣化の長さを計測することができます。なお、角度推定機能を有しているため、壁面に正対した撮影ができなかった場合も補正が可能です。
図2 技術のポイント
![]() 画面をなぞるだけで簡単計測!「Tab-scale」 |
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![]() 2.本技術の運用イメージ |