NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

1.無線通信システム構築に必要な伝搬損失モデル

無線通信システムの構築には通信方式の特性評価やエリア設計などが必要であり、通信速度や通信エリアサイズなどは電波の減衰量(伝搬損失)に大きく依存します。

 

伝搬損失を含む電波伝搬特性は周波数によって大きく異なるため、無線通信システム構築では利用周波数帯における伝搬損失モデルが必要不可欠です。近年では第5世代移動通信システム(5G)で6GHz以上の高周波数帯の利用が想定されていることなどから、無線アクセス向けの高周波数帯での伝搬損失モデル構築が喫緊の課題となっています。

 

 

図1 無線通信システム設計における伝搬損失モデル

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高周波数帯の無線アクセスシステム構築を支える伝搬損失モデル
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2.構築した高周波数帯伝搬損失モデルの概要