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ANSL R&D Times

2.長期防錆技術のポイント

 本技術は既設橋梁設備の錆進行を長期的に抑制し、延命する技術です。技術ポイントは①防錆剤と②施工技術です(図3)。

 ①防錆剤に関しては、長期防錆可能な塗布条件を確立しました。劣化促進試験や温度特性試験等の結果、クリーム状のウールワックス防錆剤を膜厚0.5mm以上で塗布すれば、防錆寿命40年を実現することがわかりました。

 ②施工技術に関しては、①の塗布条件を満たすため、長期防錆剤を布に含浸させ、不良管路に巻き付ける工法「MARY工法」を開発しました。

 

 

図3 長期防錆技術のポイント

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