
2.現場作製コネクタ(新ターミネーションコネクタ)
新ターミネーションコネクタは、屈折率整合剤を現行の液状屈折率整合剤から固形状屈折率整合剤に変更する事で、信頼性向上を図りました。
従来の液状屈折率整合剤では、空気やファイバ片の混入・流動することが経時故障の原因となることがありましたが、固形状屈折率整合剤を適用することで、空気やファイバ片の混入・流動を抑制する事ができ、経時故障を抑制することが期待できます(図4)。
また、屈折率整合剤の変更以外に、現場作製コネクタにおいて現行2種類(VCドロップ用及び細径ドロップ用)のケーブル把持部材を使用していますが、これらを共用化して、物品統合を実施しました。
加えて現在隙間配線インドア光ファイバで使用しているHAF(Hole-Assisted Fiber)の適用拡大を想定したHAF接続技術の確立も実施しました。
図4 コネクタ内部構造
![]() 1.引込線(新細径ドロップ光ファイバ) |
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![]() 3.宅内配線(新露出配線用インドア光ファイバ) |