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ANSL R&D Times

2.1狭隘箇所切管施工技術のポイント

課題①に対しては,装置を薄型化することで,最も狭い管路間隔である12.5mmまで取付可能な切管工具を開発しました.さらに,駆動部をギヤ方式の電動ドリル駆動とすることで,切断時間も短縮しました.また,現行のケーブル防護は作業者の感覚に頼った方法しかなく,有スキル者の減少が問題となっています.そこで,本開発では,ケーブル有無確認のために開ける穴(以下,小穴)を利用する簡単で確実なケーブル防護方法も併せて開発しました.具体的には,小穴から細長いシート状のケーブル防護治具をハンマーで打撃挿入し,ケーブルに巻付けて切管工具の刃先以上浮かせる方法です.(図3)

 

図3 狭隘箇所切管施工技術ポイント

図3 狭隘箇所切管施工技術ポイント

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