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ANSL R&D Times

1.要素技術の概要

 あらゆる物体には、固有の振動数(単位時間あたりに揺れる回数)が存在します。図1はコンクリート柱の固有振動モードを示したものです。図2は、図1の固有振動モードを定量的に評価するために振動数グラフに変換したもので、図1の①~③は図2の①~③の固有振動数(山)に対応しています。

 本技術では、劣化時に①~③のような固有振動数(山)が低い方にシフトする現象を利用し、健全度を診断しています。

 

図1:コンクリート柱の固有振動モード,図2:振動数グラフ

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叩くだけでコンクリート柱の健全度が診断可能に!
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