
2.対話型インタフェースによる式の選択
利用する伝搬損失推定式は、周波数帯や都市構造に応じて適切に選択する必要があります。本ソフトウェアでは対話型インタフェースにより、目的とする周波数帯や都市構造に応じて適切な伝搬損失推定式が提示されるため、高度な専門知識を必要とすることなく利用することができます(図2)。
本ソフトウェアには、標準化機関ITU-Rの電波伝搬を所掌するStudy Gtoup3においてNTTからの寄与のもと国際標準化された推定式をはじめ、多様な伝搬損失推定式が実装されています(表1)。
これらの推定式によって、適用周波数としてVHF帯(30MHz)?準ミリ波帯(20GHz)を実現するとともに、最大3000kmの長距離まで伝搬損失推定が可能となっています。
(図2)対話型インタフェース
(表1)利用可能な伝搬損失推定式と適用範囲

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