
3.動的一括復調技術
動的配置FDMAで多重された多数のRTL信号を受信する集信局モデムに適用する技術です。
以下に示すように本システムの集信局モデムは、周波数領域信号処理を用いたFFT(Fast Fourier Transform)型任意配置分波回路を適用し、1台で最大256キャリアの動的配置FDMAを一括復調可能です。
受信信号はFFTによって周波数領域に変換され、周波数領域で直接分離、フィルタ処理が行われた後、可変長IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)で個別に時間領域に再変換されます。任意・動的に配置された信号も、周波数領域で自由に分離可能であるとともに、各信号の帯域幅に応じた可変長IFFTにより、多数の信号を小規模な回路で分波可能としました。
図4 FFT型任意配置分波回路の原理
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