NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

現在、弊所での開発は終了しております

設備管理業務を効率化する設備データ管理を目指して

基盤設備DBマネジメントシステムの開発

NTTが保有する膨大な基盤設備データに関して、現地設備の状況を簡単に取得し、業務目的に合わせてデータを管理する技術を開発しましたので紹介します。

背景

 基盤設備の老朽化、技術者の減少が進んでおり、基盤設備業務に必要となる膨大な設備情報の管理が行き詰る恐れがあります。

そのため、これらの情報を効率的に取得・蓄積し、簡易に検索・集計を実現する技術が求められています。
概要
基盤設備業務の現況調査、記録、分析に係るデータを管理する基盤設備DBマネジメントシステムを開発しました。
本システムの特徴とシステム概要は以下の通りです。

■特徴
  1. 点検補修データおよびその履歴を管理するデータベースへ容易に項目追加が可能
  2. 設備を特定可能な情報から生成したIDをデータに付与することにより、各データ間の強固な結合が可能

■システム概要
  1. データベースのデータ構造定義機能および検索機能を使用した非定型データ管理機能
  2. 設備の位置・種別情報を組み合わせてIDを生成・付与する絶対ID機能
今後の予定
今後は、モニタリング・センサ技術を活用し、設備状況データ管理の更なる効率向上を目指します。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
シビルシステムプロジェクト 基盤設備マネジメントグループ
松宮直規(主幹研究員)、水谷隆夫(主任研究員)、家保具太(研究主任)
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