NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

1.浸水検知技術

地下の接続部には、通信用とは別の光ファイバ心線(保守用心線)に浸水検知モジュールが設置されています。浸水検知モジュールは図1に示すように光ファイバを挟み込む構造となっており、万が一接続部に水が入った場合、浸水検知モジュール内の膨張材が水に反応して膨らむことで、光ファイバに曲げ損失を与えます。そこで、光パルス試験器(OTDR)を使って定期的に測定することにより、各接続部の浸水の有無を監視しています。

 図1 浸水検知技術

図1 浸水検知技術
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小規模ビル用ファイバセレクタを用いた光線路試験システム
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