
現在、弊所での開発は終了しております
新たな少心架空光ケーブルおよび小型架空光クロージャの開発
少心エリアにおいてもケーブル架設後のクロージャ設置を実現!
架空光配線区間における設備工事の効率化を図ることで光回線大量開通時代に貢献できる新型少心光ファイバケーブル、新型少心架空光クロージャなどを開発したので紹介します。
背景
これまで、光需要が8心以下の架空光配線区間においては、DS/DRケーブル、AOEクロージャが主に用いられてきました。これらは簡易な構造で経済化を図った物品ですが、ケーブルの敷設と同時に、クロージャを先行設置する必要があり、需要が発生するまで未使用な設備を構築する結果になっておりました。また、クロージャが設置されていない電柱近くに光需要が発生した際には、ドロップ光ファイバを複数スパン敷設しなければならず、その作業に時間を要し大量開通工事に対応するための課題となっていました。
概要
そこで今回「お客様宅への光サービス開通工事の際に、クロージャを任意の箇所へ後設置可能とすること」また「工事実施者の負担軽減を図りつつ、物品・施工のトータルコストを削減すること」をコンセプトとし、ドロップ光ファイバ敷設長の短スパン化を図り、建設初期投資の節減、設備の運用性向上を実現する下記物品を開発しました。

図1 開発概要
今後の予定
「2010年3000万光アクセス」に向け、経済化、機能・品質面で一層の向上を図りつつ、開通工事の迅速化に貢献できる技術開発を進めていく予定です。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
第二推進プロジェクト 光工事即応化推進DP
高見沢 和俊(主幹研究員)豊永 雅信(主幹研究員)棚瀬 博之(研究主任)粟森 雅史
第二推進プロジェクト 高密度光ケーブル推進DP
白木 和之(主幹研究員)、小川 直志(主任研究員 現 NTT東日本 研究開発センタ 課長)
鉄谷 成且(研究主任)豊田 直樹 安齋 貢一郎
鉄谷 成且(研究主任)豊田 直樹 安齋 貢一郎
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