NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

1.DS/DRケーブル、AOEクロージャ

従来のDS/DRケーブル、AOEクロージャは構造を簡易にすることで経済化を図った物品ですが、以下のような課題があります。
  • ・DS/DRケーブルの敷設と同時にAOEクロージャの先行設置が必須
    • ⇒需要の発生状況により未使用なクロージャが発生する場合がある
    • ⇒クロージャが設置されていない電柱近くに住宅等が新築された場合、
      ドロップ光ファイバを複数スパン敷設しなければならず、その作業に時間を要す
    •   (既にクロージャが設置されている電柱近傍のお客さまへ光サービス開通には即応可能だが)
  • ・単心ごとにファイバを輪取り収納するクロージャ構造であるため作業負担が大きい
 また、DS/DRケーブルから心線を取り出す際はノッチをきっかけにドロップデタッチャで外被を引裂く方法であったため、引裂いた外被とともに心線が曲がり曲げ損失を発生させる場合がありました。
図2 従来の光設備形態例

図2 従来の光設備形態例
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