現在、弊所での開発は終了しております
「光＋無線」によるブロードバンドサービスの更なるエリア拡張を実現！
準ミリ波帯ワイヤレスアクセスシステムのサービスエリア拡張・システム高度化技術の開発について
準ミリ波帯ワイヤレスアクセスシステムの適用領域・サービス提供エリアの拡大を目的に、「アンテナビームフォーミング技術、置局設計技術、加入者局施工技術」を開発しましたので紹介します。
背景
近年、ワイヤレスによる高速で大容量通信の需要が高まってきており、広い帯域幅を確保できる準ミリ波帯の活用が進んできています。準ミリ波帯を適用したワイヤレスアクセスシステムの運用においては、反射波干渉による品質劣化対策、高精度の基地局-加入者局間の見通し評価、多様な設置形態に対応した施工法の確立、といった技術が要求されます。
概要
今回開発した技術は、これら準ミリ波帯ワイヤレスアクセスシステムの課題を解決し、さらなる適用領域拡大を実現しました。
① 反射波干渉対策
⇒ ビームフォーミング技術
② 見通し評価の高精度化
⇒ 置局設計技術
③ 多様な設置形態に対応した施工技術
⇒ 加入者局施工技術
・屋根上施工法
・軒下嵩上げ方式施工法
これら技術は、ワイヤレスIPアクセスシステム（WIPAS：Wireless IP Access System）への適用も可能です。
今後の予定
準ミリ波帯ワイヤレスアクセスシステムは、光ファイバ敷設が困難なエリアでのBフレッツサービス等のアクセスラインとして全国各地で導入されています。今後は、更なるサービス提供のため、新しい方式のFWAを開発していく予定です。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
ワイヤレスアクセスプロジェクト ワイヤレスシステムグループ
大本隆太郎（主任研究員)、高橋直人（社員）
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