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ANSL R&D Times

7.降雪地域に適した施工法

屋根上にTVアンテナを設置する場合、支線と屋根馬の脚の間を補助支線で強く張線する工法を行っています。この工法では、屋根上に積もった雪が落下する時、支線を引きずって屋根馬の脚を広げる方向に力がかかり、不安定になります(図7a)。 そこで、屋根馬を屋根上に固定する際には、補助支線を張らず、ターンバックル等を使用して支線を張線する工法を評価しました。この場合、屋根上に積もった雪が落下して支線を引きずった場合でも、反対側の支線が支えとなり屋根馬は安定している事を実証しました(図7b)。

図7 降雪地域における屋根上施工法

図7 降雪地域における屋根上施工法
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