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6.軒下強度不足の家屋の施工法

通常、屋根馬の施工法は、1本の支線を1本のハナカクシで固定しますが、沖縄地方等では塩害の影響や老朽化のために強度の不足した軒下が比較的多く、この工法では固定面への負担が大きい事がわかりました。このため、1本の支線を2分岐し、2本のハナカクシで固定する事により、ハナカクシにかかる力を分散して強度の弱い固定面でも設置可能な施工法を考案しました(図6)。本施工法は、実証実験によりその耐久性を確認しています。本施工法は固定面への負荷を軽減できるので、強風地域においても有効です。

図6 軒下強度不足の家屋における屋根上施工法

図6 軒下強度不足の家屋における屋根上施工法
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