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ANSL R&D Times

無線LANサービスの普及拡大を狙って !

PDA自動エリア検出システムと無線LANサービス品質制御技術

RFIDと無線LANを組み合わせたPDA自動エリア検出システムと高品質な通信サービスを提供する無線LANサービス品質制御技術の概要及び特徴を紹介しています。

背景

現在、家庭、オフィスでの無線LANの利用が拡大しているとともに、駅や喫茶店などでも利用できる公衆無線LANサービスが盛んになってきました。今回開発しました技術により、ユーザビリティの向上、高い通信品質の提供を実現することで更なる公衆無線LANサービスの普及拡大が期待されます。
概要
図1 PDA自動エリア検出システム
図1 PDA自動エリア検出システム
図2 無線LANサービス品質制御技術
図2 無線LANサービス品質制御技術
  • RFIDと無線LANを組み合わせてPDAを鞄に入れたままでも最新のコンテンツを自動受信
  • 情報の取得が終われば自動的に端末の電源OFF
  • 受信した情報を蓄積し、空き時間にいつでも閲覧
  • 無線LAN事業者ごとに複数のアプリを設定可能
  • AP-無線LAN端末間の高品質な通信の実現
  • (APにIEEE802.11eの効果を高めるための独自技術を実装)
  • 無線VoIPや映像通信に有効
  • 無線端末はIEEE802.11e規格準拠製品を利用
  • 従来の無線LAN端末との混在利用が可能
  • 追加開発機能はソフトウェアアップデートにより対応
今後の予定
無線LANサービスの更なる普及拡大を目指して更なる高機能化、高品質化などを進める予定です。
担当者
第一推進プロジェクト ノマディックサービス推進DP
飯塚正孝(主幹研究員)、名倉正光(主任研究員)、小笠原守(主任研究員)、井上保彦(研究主任)
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