IT機器・端末事業領域

DCI.jpg

この領域では、NTT R&Dが提案する新たなコンピューティング基盤である、光ディスアリゲーティッドコンピューティングのサービス化・プロダクト化に向けて活動しています。

 このコンピューティング基盤は、基盤上で動作する各アプリケーションの処理それぞれに対して、GPU、FPGA等の様々なアクセラレータから最適なものを必要な量だけ割り当てるとともに、これらCPUオフロードされたアクセラレータ間を光電融合デバイスによる光インターコネクト機能を介して大容量・低遅延で接続することを特徴としています。

 このアーキテクチャであれば設備増強が従来のサーバ単位ではなく、アクセラレータ単位で可能となるため、CPUボトルネックを回避しつつ、システム全体での性能向上とエネルギー利用効率向上の両立が期待できます。このアーキテクチャを、NTTグループの社内システムに適用して、グループのカーボンニュートラル目標達成を目指すだけでなく、サーバシステムとしての提供や、as a service基盤といった形態でNTTグループ外の方にも幅広く利用していただく機会を提供し、社会全体のカーボンニュートラルにも貢献していくべく、具現化の一形態として、DCI(Data-Centric Infrastructure)の実現に向けて取り組みを推進しています。