ICTソリューション事業領域

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 この領域では、高速・大容量・低消費電力なデータ通信を実現するData-Centric Infrastructure (DCI)やAll-Photonics Netowrk(APN)といったIOWN技術を活用したインフラストラクチャの特性を優位に活用可能とするセキュリティ技術やデータ処理技術の実現に向けた取り組みも進めています。

 例えば、多拠点に偏在するデータから必要なデータを迅速に効率良く入手し利用可能とする「仮想データレイク技術」、多拠点間での効率的なデータ送受信を可能にする「データブローカー技術」、異なる組織間でデータやアルゴリズムを互いに秘匿したまま処理、実行を可能にする「データサンドボックス技術」等が挙げられます。

 本プロジェクトでは、これらを組み合わせて利用可能な「IOWNプラットフォーム」の実現により、広域に分散したデータのリアルタイム処理や、安心・安全なデータ流通といった新たな価値を創出する基盤として多くのお客さまに活用していただき、幅広い業界におけるビジネス課題解決や新規ビジネス展開のソリューションに役立てていただくことを目指した取り組みを進めています。

 さらには、技術面での拡充に加え、技術の提供価値を深く理解し、コンサルテーション可能な人材を育成することで、特定業界におけるベストプラクティス提供から他業界への横展開など幅広くIOWNの価値を享受していただける世界の実現に向けて各取り組みを推進しています。