研究所について

NTT物性科学基礎研究所
所長　小栗 克弥

　日頃より、私どもNTT物性科学基礎研究所の研究活動に多大なご支援・ご関心をお寄せ頂きまして、誠にありがとうございます。
　物性科学基礎研究所では、中長期的NTT事業への貢献のみならず、普遍的知見の獲得などの学術的貢献もミッションとして、機能物質科学、量子電子物性、量子光物性という三つの研究分野において研究活動を行っております。
　私どもでは、「開かれた研究所」をマネージメントの基本として研究活動を進めております。具体的には、NTTの他の研究所に加え、日本、米国、欧州、アジアの大学や研究機関と幅広く共同研究を進め、研究競争力の強化を図ると共に、『サイエンスプラザ』や量子物理に関する『国際会議』を当厚木R&Dセンタで開催し、研究成果のご紹介とともに、ご意見やご批判を頂けるように努めております。また、『BRLスクール』を隔年で開催し、世界の若手研究者を対象に量子物理をテーマとしたスクールを実施しております。このスクールでは、講師を世界の著名な研究者にお願いしており、若手研究者には大きな刺激になるばかりではなく、世界中からの参加者とＮＴＴ研究者との交流の場としても成果を上げております。

　これらの活動を通じて、「開かれた研究所」としてNTT事業のみならず、学術的な貢献も果たしてゆく所存でございますので、今後とも一層のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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  組織図

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  アドバイザリーボード