NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

2. 推定した故障箇所に対する対処方法提示

初期版ではルールにしたがって障害箇所を推定し提示するのみでしたが、提示した障害箇所について、それまでの対処実績に基づいた最適な復旧方法を動的に計算し、提示する技術を開発しました。

 

学習を通じてルール化された障害ケースそれぞれに対して、有効な復旧方法候補を登録しておき、さらにそれらの復旧方法の実施履歴を登録する機能を開発いたしました。

さらに、障害箇所を推定・提示したタイミングで、それらの復旧方法候補それぞれについて、障害箇所となった設備の属性情報とそれまでの実施履歴とを照らし合わせ、作業回数や作業見込み時間を元にした復旧完了への近さを確率的に評価し、優先度を付けて提示する機能を実現しました。

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1. ルール学習機能・推定機能の拡充
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