1. ケーブルの積み上げ高さ推定技術
メッシュ毎のケーブル積み上げ高さ推定にあたり、私たちは式(1)を定義しました。


図4 ケーブル積み上げ高さ推定
メッシュ内にあるケーブルの断面積の総和に、ケーブル同士の隙間を再現するための膨張係数αを掛け合わせた値を、メッシュ幅Wで割ることでケーブルの積み上げ高さHを推定します。ここで、αは実際にケーブルを敷設し、積み上げ高さを推定することで、実験的に明らかにしました。実験の結果、ケーブル本数が一定値を超えるとケーブル積層部の上層と下層で膨張係数が異なることがわかりました。上層部のケーブル重量によって、下層部が圧縮され隙間が上層部より小さくなるためです。
このようにして、ケーブルの積み上げ高さ推定によってメッシュ毎のケーブル高さを推定します。
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所内光配線設計法の基礎となる配線設計要件 |
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