
3.無線LAN送信パラメータの最適化
最近の無線LANシステムでは、複数の無線フレームを結合してバースト的に送信する方式が使われているため、次の送信権を得るまでの時間が長くなり、ジッタが増大します。そのため、低遅延性を必要とする端末(低遅延端末)と通常用途の端末(通常端末)が混在して存在する場合に、通常端末の1回あたりの連続送信時間を短縮させる制御を行うことで、低遅延端末に優先的に送信権を与えることができるようにし、低遅延端末の遅延・ジッタの短縮を実現します(図4)。また、無線リソース制御エンジンの管理内の無線LANアクセスポイントのチャネルを、低遅端末が利用するチャネルへの干渉が少なくなるように最適に設定します。
図4:無線LAN送信パラメータの最適化
![]() 2.周囲の無線LANからの干渉の抑制 |
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