
2. 適用事例
2019年からNTTグループの社内システムへの導入を予定しています。代表的な適用例としては、以下があります。
- コマンド投入業務の簡易化
故障申告の内容に応じて調査コマンドをシステムに投入する際に、オペレータ判断による手投入が必要であり、コマンドの習熟に時間を要していました。UI拡張技術により、システム画面に、用途からコマンドの絞り込みを可能にする「コマンド選択」のプルダウン(リスト)を追加し、オペレータのコマンド投入を簡易化することができました。以上により、被疑区間調査時間の削減や、安全・確実性の向上、オペレータの育成・習熟期間の短縮などの効果を報告いただいています。 - 複雑な入力ルールの整合性チェック
回線のオーダ受付業務の申し込み情報のチェック作業では、チェックルールが申し込み事業者ごとに異なり、システム対応しきれないため、オペレータが目視で判断する必要がありました。UI拡張技術により、チェック機能をシステム画面に追加することで、違反した申し込み情報の場合に警告を表示し、作業を簡易化することができました。以上により、チェック漏れを防止し、手戻り削減による効率化や、インシデント発生時や法令改正時のチェックルール変更への迅速な対応が可能となりました。
図4 コマンド投入簡易化のイメージ
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