NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

4.まとめ

このように、確立した高周波数帯における伝搬損失モデルは簡単なパラメータを用いることで実環境における伝搬損失特性を高精度に推定することが可能なため、高周波数帯を用いる様々な次世代の無線アクセスシステム構築へ向けた通信方式の特性評価やエリア設計に役立てることができます。

昨今では第5世代移動通信システムについて高周波数帯の活用へ向けた研究や標準化議論が世界的に盛んになっているため、そのような次世代無線システムの実用化加速に本成果を活用することが期待できます。

 

今後は、様々な無線システム構築へ柔軟に対応できるよう、さらに幅広い環境や周波数帯に対応した電波伝搬モデルの研究開発に取り組んでいく予定です。

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3.確立した伝搬損失モデルの計算例
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