
現在、弊所での開発は終了しております
ウールワックスで橋梁設備を延命!!「MARY工法」
橋梁設備の長期防錆技術
屋外の過酷な環境にさらされ劣化の進行が早い橋梁設備について、錆劣化を長期的に抑制し、延命する技術です。現行技術の3倍程度の防錆寿命40年を実現する長期防錆技術を開発しましたので紹介します。
背景
NTTの橋梁設備は約5万橋存在し、およそ半数が金属管です。著しく劣化が進行した金属管は取替補修、金属管表面に錆が発生した金属管は塗装補修を行います。
取替補修に関しては、不良箇所を切断し、耐食性・耐候性に優れたFRP製の補修管により、メンテナンスフリー化に取り組んでいます。
塗装補修に関しては、現在の手法では防錆寿命が短く、年々増加する不良に追い付いていない状況です。そこで、防錆寿命を延命化する技術が求められています。
取替補修に関しては、不良箇所を切断し、耐食性・耐候性に優れたFRP製の補修管により、メンテナンスフリー化に取り組んでいます。
塗装補修に関しては、現在の手法では防錆寿命が短く、年々増加する不良に追い付いていない状況です。そこで、防錆寿命を延命化する技術が求められています。
概要
本技術は既設橋梁設備の錆進行を長期的に抑制し、延命する技術です。技術ポイントは「防錆剤」と「施工技術」です。
長期防錆可能な塗料を選定・評価し、橋梁設備への施工方法「MARY工法*」を開発しました。
*MAintenance by Rust prevention technologY (防錆技術によるメンテナンス)
今後の予定
東日本エリアで実設備への適用性を検討し、事業導入判断予定。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
シビルシステムプロジェクト 管路系グループ
金山 守 (グループリーダ・主幹研究員)
出原 克也 (主任研究員)
田代 善彦 (研究主任)
出原 克也 (主任研究員)
田代 善彦 (研究主任)
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