
ケーブル収容管洗浄技術の適用領域拡大!
回転ノズル式洗浄技術の開発・導入
従来のケーブル収容管洗浄技術は、管種・距離に適用制限があり高コストであるという課題がありましたが、新しい技術開発によりこれらの課題を全て解決しましたのでご紹介致します。
背景
NTTでは、既設管路の有効活用を目指して1条の管路に2本以上のケーブルを布設する「多条布設」を進めていますが、内部に発生した錆や土砂等によりケーブルが布設出来ない場合が多くありました。そこで、既にケーブルが入っている管路に対して管内を洗浄する技術を開発・導入してきましたが、特殊車両が必要となる事から高コストな技術であり、先端装置の大きさによる管種の制限、給水ホースの摩擦による距離制限があったため、コスト削減と適用条件の拡大を目指して新しい洗浄技術の開発に着手しました。
概要
本技術は、NTT管路設備内の異物(錆・土砂)を、ケーブルを収容したまま低コストで洗浄可能な技術です。
全国でレンタル可能な小型ポンプを使用可能としたことで大幅なコスト削減を実現し、先端装置の小型化及び給水ホースの低摩擦化により適用領域を拡大しました。
今後の予定
平成26年度下期から東西事業会社にて導入予定です。
担当者
シビルシステムプロジェクト 管路系グループ
榊 克実(主幹研究員)、竹下 勝弥(主任研究員)、田邊 克洋(社員)
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![]() 1.本技術の適用領域及び従来技術との比較 |