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ANSL R&D Times

3.本技術の性能

管路洗浄に対して要求される能力は,経年劣化により発生する錆コブを除去する「除錆能力」及び,管内に流入した土砂を除去する「土砂除去能力」です。

使用する機材及び水圧・流量等の諸元は,通常の施工と同様にして検証を実施して能力を確認しました。

 

図4に錆除能力の検証結果を示します。
錆除能力の確認は,洗浄前後の通信管路の除錆状況を目視確認及び,洗浄工程後に実施する管再生用の部材を布設する空間確保出来ているかを,管内空間確認治具を管路内に通過させ判断しました。結果,管内空間確認治具が不通過であった通信管路に洗浄を実施する事で錆コブを除去し管再生可能な空間を確保する事を証明しました。

 

図表4 錆除能力検証結果
図4 錆除能力検証結果

 

図5に土砂除去能力の検証結果を示します。
土砂除去能力の確認は,予め土砂を流入させた通信管路に洗浄装置を通過させ土砂除去程度を実験により確認しました。
結果,3mの土砂詰まりにおいても土砂を完全に除去可能である事を証明しました。

 

図表5 土砂除去能力検証結果

図5 土砂除去能力検証結果

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