
モバイルネットワーク適用に向けた同期イーサアクセスシステム
時刻同期対応MCシステム
お客様へ高精度な時刻情報およびクロック信号を提供可能な同期イーサアクセスシステムを検討しています。
ここでは、試作システムにより非常に高精度な時刻情報の提供が可能であることを確認いたしましたので紹介します。
ここでは、試作システムにより非常に高精度な時刻情報の提供が可能であることを確認いたしましたので紹介します。
背景
本来は網に非同期なイーサアクセスシステムに同期イーサ技術(Synchronous Ethernet : SyncEおよびPrecision Time Protocol : PTP 等)を適用することにより、高精度な時刻情報およびクロック信号の提供を実現することができます。これにより広域イーササービスやフレッツサービスなどの適用範囲の拡大が見込めます。
特にイーサアクセスシステムのモバイルバックホール(MBH)適用のためには、次世代携帯通信規格のLTE-Advanced(4G)における基地局間連携の実現に必至となる、時刻同期技術が重要なキー技術となります。
特にイーサアクセスシステムのモバイルバックホール(MBH)適用のためには、次世代携帯通信規格のLTE-Advanced(4G)における基地局間連携の実現に必至となる、時刻同期技術が重要なキー技術となります。
概要
同期イーサアクセスシステムの時刻同期技術として、PTP(IEEE1588v2)によるアクセス区間伝送遅延補正技術とSyncEと合わせた周波数・時刻ハイブリッド同期技術を適用し、ONUにてUNIを含む時刻同期インターフェースを提供可能な時刻同期対応MC(Media Converter)システム試作し、検証により非常に高精度な時刻情報の提供が可能であることが確認できました。
今後の予定
時刻情報とクロック信号を配信する新たなクロック網との相互接続の検討を行う予定です。また、高精度な時刻情報を用いた新サービス(アプリケーション)の適用検討も併せて行う予定です。
担当者
光アクセスシステムプロジェクト 光無線融合アクセスグループ
寺田 純(グループリーダ)
結城 直彦(主任研究員)
田代 隆義(研究員)
矢沢 豪(研究員)
結城 直彦(主任研究員)
田代 隆義(研究員)
矢沢 豪(研究員)
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