
4.まとめ
本ソフトウェアは測定を行うことなく無線システムのサービスエリアを容易に推定することが可能なため、様々な無線システムの回線設計に加え、緊急時の無線システム構築およびサービスエリア復旧の迅速化に役立ちます。
主な利用シーンとしては下記のようなものが挙げられます。
① VHF帯(30MHz)?準ミリ波帯(20GHz)を利用する幅広い無線システムに対する屋外のエリア設計
② 無線システム導入時の初期検討におけるサービスエリア構成や基地局設置位置の机上検討
③ 同一システム・異システム間の干渉検討
今後は多様な無線システムのサービス展開に柔軟に対応できるよう、新たな伝搬損失推定式を搭載することにより、更なる対応周波数帯や対応環境の拡大に取り組んでいく予定です。
![]() 3.伝搬損失推定フロー |
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