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ANSL R&D Times

5.使い勝手の向上

実際に手作業で行っていた業務を自動化してみると、思った以上にシナリオが大規模になりがちです。大規模なシナリオになれば作成にかかる時間も長くなり、ちょっとした使い勝手の悪さや違和感が積み重なって生産性の低下にもつながりかねません。また、そうして作り上げたシナリオが対象アプリケーション側の軽微な変更で、すべて作り直しなどというのは極力避けたいことです。
第2版ではこういった大規模なシナリオを作成し継続的に利用していくうえで、必要となるポイントを中心に、使い勝手の向上を図っています。

 

表2:主な改善項目

改善項目 概要
操作性の向上 フローチャートの表示を軽くし、また、Windowsでのスタンダードな操作感に近づけるなど細かな改善することで、シナリオ編集におけるストレスを軽減しました。
記録モード自動選択 記録対象のアプリケーションを指定すると、最適な記録モードが自動選択されるようになりました。
ロバスト性の向上 対象アプリケーション側の更新による対象フィールドのズレがあっても確実に対象を特定できるように、特定条件を更に細かく指定できるようにしました。
初版との互換性 初版で作成したシナリオは付属の移行ツールを利用することで第2版でもそのまま、あるいは軽微な調整で実行が可能です。
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