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ANSL R&D Times

5.業務プロセス分析と連携した統計分析

 例えば業務プロセス分析における処理パターンへの分類結果を、リードタイムの集計でも分類軸として利用することで、処理の進め方がリードタイムにどのような影響を及ぼしているのかを把握できます(図7)。
このことを従来の技術や製品で実現するには、実行履歴を加工して分析用のデータを作成する段階で、事前に処理の進め方についてどのように分類するのかを決め、それらに特化した分類ロジックを用意しなければなりません。一方、本システムでは集計、統計分析の結果と業務プロセス分析の結果を組み合わせて分析できるため、分析を行いながら分類項目や分類方法を決め、業務上の問題点を絞り込んでいくことができます。
  また、本システムでは複数の分類軸を比較し、リードタイムなどの業務効率の評価指標と関連性の強いものを問題点の原因として抽出できます(図8)。 図7 業務プロセス分析と連携した統計分析(その1)

図7 業務プロセス分析と連携した統計分析(その1)

図7 業務プロセス分析と連携した統計分析(その1)

図8 業務プロセス分析と連携した統計分析(その2)

図8 業務プロセス分析と連携した統計分析(その2)
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