光学特性は
表1に示す透過損失および反射減衰量を満足していることを確認しています。加えて長期信頼性を評価するため10万回以上動作試験を行い、光学特性が劣化していないことも確認しました。
次に図6に示す模擬線路を構築し、光線路試験システムで浸水前後を測定しました。図6に浸水前後のOTDR波形を示します。試験波長は1650nm、パルス幅は1μsです。約11.2km付近で光ファイバに曲げが加わり損失が発生していることから、当該箇所の地下クロージャが浸水したと判断できます。
図6 浸水前後のOTDR波形