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ANSL R&D Times

5.クマゼミ対策 防護壁型ドロップ光ファイバ<WC>の概要

クマゼミ対策 防護壁型ドロップ光ファイバ<WC>

主な構造の特徴としては、図5に示すように従来のドロップ光ファイバにファイバ心線と平行に「防護壁材」を配置し、クマゼミの産卵管による被害を受けても防護壁材で保護し、光ファイバ心線への損傷を防ぐ構造としています。

(WC : Wall of Cicada measures<セミ対策防護壁>)


図5 防護壁型ドロップ光ファイバの構造

図5 防護壁型ドロップ光ファイバの構造


寸法、外観形状については従来のドロップ光ファイバと同一構造で実現したため、架空クロージャ、外被把持コネクタ、屋外成端光キャビネットなど関連する物品へ影響を与えません。
1心から8心まですべてのドロップ光ファイバへ適用しており、1・2心の構造については、さらに光ファイバ心線と防護壁材を隔離することにより、クマゼミ産卵管による被害に対しより有効性を高めました。
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