2.EDCAﾊﾟﾗﾒｰﾀ動的更新制御技術

本技術は、EDCAと呼ばれる優先制御方式を使用した場合に、トラヒック状況に応じてパラメータを動的に更新し、１台のＡＰに収容できる音声などの高優先度端末を増加させることができる技術です。EDCAのAC_VOなどの高優先度で送信する場合、優先度を高めるためにコンテンションウィンドウのサイズが小さく設定されており、衝突確率が増加するという問題があります。そのため、コンテンションウィンドウのサイズ(CWmin, CWmax)を動的に更新することで、フレーム衝突を緩和し、VoIP端末の収容台数が増加できます。