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2.積雪地域用マンホール鉄蓋の特徴

積雪地域用マンホール鉄蓋の特徴は、下記のとおりです。

①受枠の衝突回避機能(受枠スロープ)
マンホール受枠に対し円周状にスロープを持たせることにより、あらゆる方向からの除雪作業において、除雪車ブレードの衝突を回避する機能を持っています。
  • 受枠スロープの角度
    除雪車ブレードの衝突を回避するための最適角度として22°を設定しています。
  • 受枠スロープの傾斜深さ
    道路工事の際に使用される覆工板の段差規定である20°を基準として、傾斜深さを設定しています。

②上蓋の衝突回避機能(上蓋スロープ)
受枠と同様に上蓋にも円周上に面取り(15°)を実施し、除雪車ブレードの衝突を回避する機能を持っています。

③経済性
現在のテーパ型マンホール受枠より重量が増加するため、製品および材料コストを抑制するような形状としています。

 

図2 積雪地域用マンホール鉄蓋の概要

 

図2 積雪地域用マンホール鉄蓋の概要
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