
現在、弊所での開発は終了しております
地際部の掘削を伴わない電柱補強技術の確立
単独柱への適用拡大
今回、折損の可能性があるコンクリート電柱(単独柱)において、アラミド繊維ロッドを用いた補強技術を確立しましたので紹介します。

図1 補強概要

図1 補強概要
背景
折損の可能性があるコンクリート電柱の補強対策には、アラミド繊維シートをエポキシ系樹脂で電柱の表面に接着させて強度を高める補修工法が導入されています。しかし、アラミド繊維シートによる補強技術は地際部を掘削する必要があり、掘削不可能な場所には適用できません。そこで、地際部を掘削することなくコンクリート電柱を補強するための技術〈アラミド繊維ロッドを用いた中空充填補強工法〉が共架柱に導入されています。
今回単独柱においても新たに中空充填補強工法を確立しましたので紹介します。
今回単独柱においても新たに中空充填補強工法を確立しましたので紹介します。
概要
◆主な材料 ◆主な工具(中空充填用) ◆主な工具(外部補強用) ◆効果 |
今後の予定
中空充填工法の適用拡大、施工方法の改良を検討し、更なるコストの経済化と安全性の両立を図ります。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
第二推進プロジェクト 光工事即応化推進DP
鎌光男(主幹研究員)、豊永雅信(主任研究員)、寺川邦明(研究主任)、黒田正寛(開発員)
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