NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

1.フリースペース設備

NTTの基盤設備は収容するケーブルによって地下配線管路、一般管路、中口径管路、とう道の4つに分類されます。網構成上重要なルートはとう道方式及び中口径管路方式でルート集約し、地下配線管路はフリーアクセス方式にて整備されています。これらの設備方式は管路内空断面を自由に需要に応じて配線できるフリースペース構造を特徴としています。
しかし、一般管路少条数区間はφ75mmの管を多条多段に積んで埋設し、1条の管路に原則1条の通信ケーブルを収容する設備となっており、IP系サービ ス即応のネック箇所となっています。
そこで、φ150mm管路方式を導入することで一般管路少条数区間へのフリースペース化が実現します。

 

図2 フリースペース設備の概要

 

図2 フリースペース設備の概要
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需要変動に柔軟に対応可能な基盤設備方式を開発
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