
現在、弊所での開発は終了しております
大気環境分野に適用するMPMの開発
代表的なMPMによる硫化水素ガスの吸着特性
MPMは,水環境,大気環境,地盤・土壌環境分野への適用を目指しており,これまでは主に水環境分野で使用するMPMの開発を行ってきました(R&D TIMESバックナンバー(2000年2月))。ここでは,大気環境分野に適用するMPMの開発に関わる基礎実験の結果を紹介します。
背景
有害ガスとして取り上げられるものにホルムアルデヒドやエチレンガスなど様々なものがあります.近年では廃棄物処理場の臭いや加齢臭などとして注目されている硫化水素ガスもその一つです。硫化水素ガスは非常に小さな分子径であるため,活性炭等の吸着材でも効果的に除去することは難しく,新たな浄化技術へのニーズが高まっています。
概要
MPMは,紙のリサイクルの過程で発生する「製紙スラッジ」を原料として生成できます(R&D TIMESバックナンバー (1998年8月)) 。また,原料の前処理や生成条件等により様々な特性を有するMPMが生成できます。 ここでは,代表的なMPMの特徴と,硫化水素ガス吸着試験の結果を示します。
1.代表的なMPMの生成フロー
2.硫化水素ガスの吸着容量実験
3.硫化水素ガスの吸着速度実験
MPMに関するリンク
1.NTTニュースリリース (1998年5月)
2.R&D TIMESバックナンバー (1998年8月)
3.R&D TIMESバックナンバー (2000年2月)
4.R&D TIMESバックナンバー (2001年2月)
5.R&D TIMESバックナンバー (2002年2月)
6.文部科学省 研究交流センター (2000年12月)
7.文部科学省 研究交流センター (2002年5月)
8.NTTグループ エコミュニケーション (2002年9月)
1.代表的なMPMの生成フロー
2.硫化水素ガスの吸着容量実験
3.硫化水素ガスの吸着速度実験
MPMに関するリンク
1.NTTニュースリリース (1998年5月)
2.R&D TIMESバックナンバー (1998年8月)
3.R&D TIMESバックナンバー (2000年2月)
4.R&D TIMESバックナンバー (2001年2月)
5.R&D TIMESバックナンバー (2002年2月)
6.文部科学省 研究交流センター (2000年12月)
7.文部科学省 研究交流センター (2002年5月)
8.NTTグループ エコミュニケーション (2002年9月)
今後の予定
各種MPMが硫化水素ガスに対して異なる吸着特性を示すメカニズムの解明と,エチレンガスやアンモニアガス等,他の有害ガスに対する吸着特性の把握を行って大気環境分野におけるMPMの用途開発を進めていく予定です。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
シビルシステムプロジェクト 防災・環境システムグループ
石本(主任研究員)、安田、佐々木
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