NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

3.構造と止水原理

止水装置は、プレス板(SUS304)、高硬度弾性部材のEPDM(エチレンプロピレンゴム)、低硬度性部材のEPDM、締め付けボルト、ケーブルアダプタ(EPDM)で構成されています。
止水原理は各部材の硬度差を利用したボルト締結ゴム圧縮変形方式です。所定のトルクを締め付けボルトにえることによって、プレス板が硬度の異なる2種類 のゴムを軸方向に圧縮します。これにより圧縮されたゴムはダクト内壁方向に変形し、ダクト内壁と止水装置外周との間に摩擦力を発生させます。同時に圧縮さ れたゴムはケーブル側にも変形し、ケーブル外周との間にも摩擦力を発生させます。この摩擦力により止水を行います。

 

図3 止水装置構成図
図3 止水装置構成図
 

 

表1 材料表

表1 材料表
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